男が育休を取ったら気づけたこと

男が育休を取ったら気づけた育児の楽しさ・苦労・コツを感ずるままに書き綴ります。


育休のススメ_12 編集後記

育休を振り返る…

私が育休を取ったら気づけたことについて、今回含め12記事に渡り記載してきました…

 

<関連記事>

nue-childcare.hatenablog.com

 

当初この記事は、過去の記事の目次的な投稿になればいいと思い書き始めたが、書いてみるといろんなことを振り返り、また考える機会になり、結局のところ予想をはるかに超える長文になってしまいました。ここまでご覧頂いた方には、本当にお詫びと御礼を申し上げます。

 

このような記事を書いている間にも、ある方は「男が育児出来ない日本死ね」と世の中を嘆いたり、著名人が「3年で長時間労働をやめなければ日本は破綻する」と提言されたり、待機児童問題だけでなく、育児全般について、世の中が少しづつ気づき、変わり始めたところでもあると強く感じます…

 

いろいろ書きましたが、本質的には、

  • 子育ては、夫婦の義務であり楽しみであり、それを放棄するのはもったいない。
  • 家族や子育てよりも大切な仕事なんて、世の中には無い。
  • その子育てを重視するように、個人も社会もまだまだ努力しなくてはならない。

というのが、私が一番言いたいことになるかと思います。

 

日本の少子化がこのまま進むと…

一方で副次的には、日本はこのまま少子化が進むと、

  • 多数の高齢者を少数の若者で養う構造が更に強まる。
  • 養う高齢者と自分のことで精一杯となり、子どもを産まない。
  • 子どもを産まないと、日本の人口はますます減る。(2100年には今の4割)
  • 人口が減ると、ものが売れない。
  • ものが売れないと、企業は潰れる。
  • 日本株式は下落し、海外からの投資は止まり、更に経済は回らない。
  • 経済成長性の無い国には、外交上も軽視される。

などなど、悪循環を辿ることになりそうです…

 

この悪循環を断ち切るのも、子どもを産み、育てるということが解決策であり、国政はもちろんのこと、個人の努力や、世の中の風潮が変わらなければならないという時期をとっくに過ぎていることを、皆が自覚しなければならないと思っています。極端な物言いをし、批判を浴びた中学校校長もいましたが、表現や発言場面に配慮すべきことはあるものの、言っていることは、けして間違ってもいないと思うのです。

 

そんなことを思い、子育てを大切する社会風潮に変わっていくことを前向きに期待し、この記事を終えたいと思います…

 

f:id:nue0801:20170807081733j:image

 

<関連記事>

nue-childcare.hatenablog.com

 

P.S.

仕事復帰すると、更新頻度がかなり減るとは思いますが、引き続き「子育てのこと」「仕事のこと」「家のこと」たまに「時事ネタ」など、書ける範囲で書き続けたいと思っていますので、引き続き応援いただけますと幸いです。

 

<掲載ブログ>

nue-childcare.hatenablog.com

 

<推薦図書>

男性の勤め人で育休を取得する人はまだ1.89%。 そのうち60%が2週間以内・・・これが男の育休の現実。そんな日本で、半年の育休中、専業主夫となり、公園デビューも体験したパパ皮膚科医がいた。 男の長期育休って、どうすれば取れる? えっ、家事もするの? 働いているほうがずっとラク? 最初はワクワクドキドキ、途中もハラハラ。 でも最後はわが子の成長に「取ってよかった! 」と感動、感謝!  決意、手続き、準備、おむつ替え、泣きやまないとき、おっぱい対策、離乳食作り、お風呂、検診、公園デビュー、ママ友との日々、育児ストレス、わが子いじめ?「いいこと」「つらいこと」から、「世間の目」まで、男の育休のすべてと、現役皮膚科医だからわかった、赤ちゃんの肌を守る「攻め」と「守り」のベビースキンケアのすべて…

 

書籍名:男が育休を取ってわかったこと
著者名:池田 大志