清原和博の覚せい剤使用容疑…
連日報道される元プロ野球選手・清原和博の覚せい剤使用容疑…。サンスポでは、ジャイアンツ時代の同僚が「チームメイトはみんな知っていた」との衝撃証言を紙面掲載した…
出所)元G同僚が衝撃証言…清原容疑者の覚醒剤使用「みんな知っていた」- SANSPO.COM(サンスポ)
先日記事「「金正恩」と「清原和博」の共通点⁉️」でも書いたが、
- 誰も、清原の悪行を知りつつも、口出しできる雰囲気ではなかったのだろう…
- それほど「番長」は球界内で、祭り上げられていたのではないだろうか…
- 唯一、叱ってくれる存在が盟友・桑田だったのだろう…
- そして、その唯一の相手も、本人は拒否してしまったのだ…
ということが、推察できる…。
人は、叱られなくなったら、おしまい…
よく言われるが、人は、叱られなくなったら、おしまいなのである…。なぜならば、
- 期待するから「叱る」のであって、もう諦められたのだ…
- 心配するから「叱る」のであって、心配する人がいなくなったのだ…
清原を擁護する立場でも、批判する立場でもないが、自戒する機会として、今回の報道を捉えたいと思う。叱ってくれるのは、本来はありがたいことなのだ…人間、歳をとればとるほど、偉くなればなるほど、叱ってもらえなくなるのである…
長嶋さんだけが、清原の弱さに気づいていた…⁉︎
先日行われた「名球会ベースボールフェスティバル2016」で、清原は、長嶋茂雄氏から右手をつかんで引き寄せられ、耳元で「君はまだまだ若い。頑張るんだぞ!」と、力強く激励を受け、涙を堪えたという…
出所)清原和博氏、長嶋茂雄氏の激励に泣きそうに…耳元で力強い言葉 - ライブドアニュース
それは、
- 自分でも、自分の悪行を止めることができず、
- 周囲も、誰も叱ってくれない状況下において、
- 長嶋さんは、自分のことを気にし、叱ってくれる…
という、思いがあったからこそ涙が溢れたのではないだろうか…そして、長嶋さんも清原の弱さを分かっていたのではないだろうか…
やはり残念である…
<関連記事>
<推薦図書>
説明不要の戦後日本最高のスーパースターの自伝。 メジャー流の魅せる野球を追求した華麗な野球人生はプロ野球を越え、多くの日本人に勇気を与えした。リハビリと闘う今もやはり多くの日本人に希望を与えています。
書籍名:野球は人生そのものだ
著者名:長嶋 茂雄