妻の啜り泣き

いつものように、夜22時頃に帰宅するが、部屋の明かりはついていない。 部屋の奥からは、啜り泣く声。 玄関から部屋に入り、明かりを点けると、そこには、目を真っ赤に腫らした妻がソファーの上で項垂れていた。 「育児がつらい…」 そう話すと、子どもの待つ寝室へまた戻っていく。 私は部屋の入り口から動けなかった。 「…