男が育休を取ったら気づけたこと

男が育休を取ったら気づけた育児の楽しさ・苦労・コツを感ずるままに書き綴ります。


しつけのため置き去りに…

しつけと虐待は紙一重…

衝撃的なニュース。北海道南部の七飯町の山林で小学2年の男の子が両親から「しつけ」のためと置き去りにされ、行方がわからなくなって3日目になりますが、依然、手掛かりは見つかっていない…

 

はじめにこのニュースを見た時には、「何バカなことやってんだ…」と思ったが、よくよく考えると、「気持ちはわかる…」と思える。きっと、このニュースを見た人の多くは、私と同じように「バカだ」と感じただろうし、もっと言うと「虐待」や「折檻」を想起した人もいるのではないだろうか…

 

だが、一度冷静に考えると、記事「これが噂のイヤイヤ期⁉️」でも書いたが、うちの息子も言うことを聞かないことが増えてきて、今やソファーやテーブルまでも簡単に上るようになっていて、我が家でもイライラが尽きない…。このお仕置きをしたいという気持ちはわからないでもないと思えたのだ…

 

振り返ると、私自身が子どもの頃も、親にはお仕置きとして、庭先にある古びた物置に閉じ込められた。今考えても、それは「虐待」でも「折檻」でもなく、本当にお仕置きだっただろうし、今私自身が親になったからわかるのは、子どもが言う事を聞かない辛さや教育の一環としてお仕置きをしたくなる気持ちはよく分かる。

 

このご両親もきっと「虐待」「折檻」なんか考えておらず、日々日々続きた子どもへのイライラが積もり積もって、このような行動をついしてしまったのではないだろうか…

 

けして褒められたことでもないし、ご両親はきっとものすごく反省されているとも思うが、置き去りにしてしまった時の気持ちに同情する…。息子さんが無事見つかることを切に願う…

 

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<推薦図書>

子どもが悪さをしたり、かんしゃくを起こしたりしたとき、親は「どう」すべきか?脳科学と心理学を応用した精神療法を実践してきた著者らが、子どもの脳と心を成長させる「しつけ」の具体的方法を伝授する。特別付録・いい親でもやってしまう20のしつけの間違い。

書籍名:子どもの脳を伸ばす「しつけ」 ~怒る前に何をするか--「考える子」が育つ親の行動パターン~
著者名:ダニエル・J・シーゲル