男が育休を取ったら気づけたこと

男が育休を取ったら気づけた育児の楽しさ・苦労・コツを感ずるままに書き綴ります。


【考察】育児は本当に大変なのか⁉️

育児は本当に大変なのか⁈

育休をとって、まず考察したのは、このテーマです。先述の「妻の啜り泣き」で記載した通り、私の妻は育児がつらく、いわゆる育児ノイローゼに近い状態だったと思います。また私は過去女性部下もたくさんいましたし、今は人事をしていますので、女性社員が育児のつらさを訴える例を数多く聞いてきました正直言うと「本当にそこまで大変か?」「仕事の方がよっぽど大変だよ」という思いもあって、自身が育休を取って、まずこの点を考察しようと考えていました…

 

育児のタイムスケジュール⁈

まず、朝6時には、息子の夜泣き(朝泣き?)で目が覚めます。早い時は、5時台には起きます。起きるとすぐに、息子のおむつを取り替え、水を飲ませます。妻は働いていますので、6時半までは寝かせてあげようと、こっそりこっそりこの作業を行います。

 

それから、朝食の準備です。朝食は当然ですが、我々のメニューと息子のメニューは別です。朝食といってもたいそうなものは作っていません。大抵は、ごはんと味噌汁で、あと一品、ウィンナーやハムや目玉焼きやそんなものを焼いたりしています。(妻は洋食のため)パンやコーンフレークの日も週に1,2度はあり、その日はもっと簡略的ですね。息子のメニューは、ごはんかパン、野菜、肉か豆腐かヨーグルト。要は炭水化物、ビタミン・タンパク質をバランスよく食べられるように気をつけています。ですが、こちらも作り置きしてますので、朝はそんなに時間をかけません。妻が起きると、食事を開始し、時間の無い朝ですので、あっさり終えます。

 

妻が出社の準備をしている間に、食器洗いと息子の着替えを済ませます。あとは、息子の顔をガーゼで簡単に拭き洗いします。 妻が出社した後は、ベッドメイキング、洗濯、部屋の掃除です。掃除は息子のよだれが部屋中ベタベタしているため、掃除機と拭き掃除をしています。リビングは毎日掃除していますが、寝室、個室、トイレ、洗面所、風呂場、玄関の掃除は曜日を決め、週に1回だけ掃除しています。

 

ここまでを、遅くとも10時までに終わらせます。一息つき、コーヒーを飲んだり、ネットニュースを確認したりし、その後は息子と遊びます。遊びといっても、絵本を読んだり、ボールを投げ合ったり、レゴしたり、(絵とはとうてい言えない)絵を描いたり、そんなことをしています。

 

お昼近くになり暖かくなってくると、食材の買い出しにスーパーへ行きます。買い物から戻ると、昼食です。お昼は、息子は朝食同様ですが、私自身は簡単なもの(パン、うどん、ラーメン、焼きそば、パスタ、前日の残り…etc)で済ませます。

 

昼食を終えると、息子と外へ散歩です。公園へ行ったり、ただただ散歩したり、ベビーカーや抱っこ紐にて、外へ散歩へ出ます。そうすると、たいてい息子は眠りにつき、だいたい13時から15時まではお昼寝しています。その時間は、私は本を読んだり、ブログを書いたりしています。

 

15時になり、息子が起きると洗濯物を取り込み、たたみます。その後夕食までは、また息子と遊びます。午前同様、絵本を読んだり、ボールを投げ合ったり、レゴしたり、(絵とは言えない)絵を書いたり…です。

 

17時になると、夕食の準備に掛かります。夕食はほぼ冷蔵庫にあるものでクックパッドを使い検索し、メニューを決めています。18時までに夕食の下ごしらえと、息子が食べられるものは取り分けます。18時から息子への食事です。基本バランスよく考えていますが、夕食だけは大人のメニューで食べられるものは与え、夕食はボリュームも多くなるよう考えています。

 

19時からは、息子とお風呂に入り、遅くとも20時までに息子を寝かしつけます。あとは、妻の帰宅時間にあわせて、自分たちの食事を摂り、洗い物をし、次の日の下ごしらえや妻の弁当を作ります。夜は、TVを見たり、酒を飲んだり、妻にその日の出来事を報告したりまったり過ごし、1日を終えます。

 

これが、私の日常です。どうでしょう?自分自身では、一般的な主婦(主夫)という感じです。

 

育児のつらさ…

では、育児の大変さについてです。私が育児がつらいと感じるのは、以下の3つです。

 

  1. 夜泣きで何度も起き、寝た気になれない。
    これは、つらいです。うちの息子はひどい時は2時間おきに夜泣きをするのですが、あやしたり、水を飲ませたり、ミルクを与えたり、おしゃぶりをしてみたり、おむつを替えたり…それでも寝てくれない時は寝てくれません。

  2. 息子の行動が予測不能で、自分の自由が無い。
    子どもは、行動が読めません。うちの息子も知らぬ間に、キッチンにいたり、いろんな引き出しを開け閉めしたり、カーテン裏に隠れたり、バタンと倒れたり…要は心配で目を離せず、自分自身の自由度がないのです。これは、仕事とは違ったつらさです。たいていの面倒な仕事や関係者も、行動は読めます。自分自身の努力でなんとかなります。ですが、子どもは読めません。自分の努力でなんともならないのです。

  3. 児童館でママ友と仲良くなれない。
    これは、私が男性というのもあると思います。週に2度は地域の児童館に行き、息子に他の子と触れ合う機会を作っています。家より多くのオモチャもありますしね。息子も楽しく遊んでいるので、極力行きたいと思っています。が、児童館にいるママ友の輪に私は入れずにいます…。他のママも男性とは話づらそうにしていますし、無職やシングルファーザーかと心配されているのかもしれません…。そんな表情に見えてしまいます。毎回挨拶のみをし、私自身は隅っこでおとなしくしています…。これは、中心にすぐ行く息子を見習いたいものです。それにしても、初対面ですぐに仲良くなっているママ友同士を見かけますが、女性の強さだなぁといつも感心してしまいます。男性にはなかなか出来ないです。

 

日常の作業自体の一つ一つを取れば、けして難しくないですし、仕事の方が大変さや嫌なことも多いと感じます。ですが、上記1.2.は仕事にはないつらさだと感じます。眠れず疲れている中、何をするかわからない、言うことはわからない、言うことは聞かない 息子を見守り続けるのは確かに骨が折れます。これは、特に真面目な方ほどつらく、自由がないと感じるのかもしれません。

 

そして1日が長い…。仕事のときは、雑談などまだまだ余裕があるなぁと気づいたのでした…。まあ、それでも息子と一緒にいるのは、楽しいことの方が多いですけどね…

 

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書籍名:尾木ママの育児ってじつはカンタンよ! 
著者名:尾木 直樹