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男が育休を取ったら気づけたこと

男が育休を取ったら気づけた育児の楽しさ・苦労・コツを感ずるままに書き綴ります。



20代から10年で5,000万円貯めるには⁉️⑧ 〜お金は持ってるだけでは減っていく〜

「運用」は悪いこと?

さて、このシリーズも終盤です。

記事「20代から10年で5,000万円貯めるには⁉️② 〜収入を増やす〜」で触れたように、お金を増やすにはシンプルに考えると、

  • 収入を増やす。
  • 支出を減らす。
  • 貯めたお金を運用する。

の3つしか方策はありません。

 

今回は、「貯めたお金を運用する」ことについて、その前段として、もし「運用」しなければ、どうなるのかについて書いていきたいと思います。

 

「運用」というと、少し難しく感じるかもしれません。運用の仕方なんて、学校ではまず習わないですし、日本はお金の話はまるでタブーかのような風潮もあります。なので、「運用」すると損をしてしまうようなイメージをお持ちの方も多いかもしれません。特に今の若者は銀行預金をしても、ほとんど金利が付かない時代に生まれ育っていますので、お金が増えて行く感覚も持っていないことでしょう…。

今の高齢者はそうではありません。預金金利が6%もあった時代を知っているため、お金を運用することのインパクトを知っているため、自然と運用することを学べたのでしょう。今のメガバンクの預金金利が、0.01%なので、信じられない数字ですが…

 

金利が6%の時代は…

少し比較してみましょう。仮に1000万円貯めたとして、金利が6%だと、以下のように預金残高は推移していきます。これがまさにバブル期の金利です。

 

1年目  1060万円

2年目  1124万円

3年目  1192万円

4年目  1262万円

5年目  1339万円

6年目  1419万円

7年目  1503万円

8年目  1594万円

9年目  1690万円

10年目   1791万円

 

ご覧いただくとわかる通り、ただ預金しているだけで、10年でおおよそ1.8倍になることがわかります。12年目には倍以上になるのです。

 

今の金利だと…

ですが、残念ながら今の金利ですと…

 

1年目  1000万100円

2年目  1000万200円

3年目  1000万300円

4年目  1000万400円

5年目  1000万500円

6年目  1000万600円

7年目  1000万700円

8年目  1000万800円

9年目  1000万900円

10年目   1000万1000円

 

1000万円貯めて預金したとしても、10年間でようやく1000円増えるだけなのです…

それくらい超・超・超・超・低金利時代ということをまず理解ください。

 

実質は持っているだけだと減っていく…

しかも、金利が付かないばかりでなく、ただお金を持っているだけでは、実質目減りをしていくことにも気付かなければなりません。

要は、銀行に預金したとしても、金利は0.001%しかつきません。一方で物価はどうかというと、日本の経済は停滞しているものの、それでも年1%弱は成長しています。これは何を意味するかというと、物価自体は上がっているということです。

極端な話をすると、今1000万円というお金で、1000万円の土地を購入できますが、1年経つと、預金したお金は1000万100円になるが、土地の価値は1010万円に上っていることになります。となると、ただお金を持っているだけでは今なら買えたものが、将来には買えなくなってしまうということを示しています。実質的なお金の値減りです。

なので、実際には物価の上昇率以上に、お金を増やしていかなければ、結果的には損になってしまうのです。そのため少なくとも物価上昇率(=1%)以上には、お金を運用することにより増やしていかなければならないのです。

多くの方は、このことに気づかず、お金の運用をせず、上昇する物価にただ嘆くだけになっているのが、実情ではないでしょうか?

 

今後の日本の方向性

今の自民党安倍総理の方向性は、物価を上げ(=インフレを起こし)、金利を極端に下げ、資産を持つ高齢者の投資・消費を増やし(お金を使わせ)、経済を回そう(金回りをよくしよう)というのが、根幹にあります。そうすることによって、企業が潤い、労働者に報酬として分配され、そして消費が増えるという好循環を目指しているのです。極端なインフレは通貨の意味すらを無くしてしまうため危険ですが、適度なインフレは好景気を促し、人の幸福感を高めます。経済成長率が10%弱もある(最近は少し翳ってきたが…)中国の爆買いがいい例かと思います…。

余談ですが、物価が上がると、借金は実質目減りします。このため日本は多額の借金があることを憂う人も多いですが、安倍総理はインフレを起こすことによって、借金の目減りも目論んでいることと思われます。さらに言うと、最悪の場合、日本銀行にて通貨をどんどん刷れば、借金は返済できてしまいます。刷った分だけ世の中の通貨の価値は下がっていきますが、実質インフレになりますので、今後適度に行われていくものと推察されます。これが、借金がこれだけ膨れ上がっても国家予算は年々増加されるカラクリなのです…。ギリシャのように国家が財政破綻をすることを懸念する方もいますが、ギリシャは、通貨が EU共通のユーロであったため、自由に通貨を発行することができず、あのような状態になりました。日本は、日本独自で円という通貨を使っているため、このような最悪の手段が取れるのです…。

更にいうと、安倍政権相続税負担を高めつつあります。安倍総理は、相続税を高めることで税金に取られるなら使ったほうがマシという感情に訴えて消費を促す一方で、消費しなくても最終的には相続税で高齢者の持つ資産を国が徴収しようという巧妙な政策なのであります…。これには、国民も死んだ後の遺産には興味関心が薄いため、大きな反発にはなっていませんが…(ー ー;)

 

私自身はけして安倍政権を批判したいわけではありません。ここで言いたいのは、国の方向性を認識し、行動しないとバカを見ることにもなりかねないということなのです…

 

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次回は、最後に具体的に「貯めたお金を運用する」方策について触れたいと思います。

 

続く…。

 

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nue-business.hatenablog.com

 

<推薦図書

日本を取り巻く環境は日増しに悪化している。長引く景気低迷、押し寄せる外交・安全保障の危機、さらには少子高齢社会の訪れによる社会保障の拡充。この国のリーダーは今なにをすべきなのか?大ベストセラー『美しい国へ』に、新たな政権構想を附した完全版。

書籍名:新しい国へ 美しい国へ 完全版
著者名:安倍 晋三