男が育休を取ったら気づけたこと

男が育休を取ったら気づけた育児の楽しさ・苦労・コツを感ずるままに書き綴ります。


育休のススメ_10 サラリーマンの不可思議に気づく!

サラリーマンの不可思議…

先述記事「育休のススメ_2 男が育休を取ったら気づけた9つのこと」の続き…

 

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私が育休を取ったら気づけたことの8つ目はこれです…

 

8. サラリーマンの不可思議に気づく!

 

育休を取り、これだけ長い休暇を取るのは初めてのことで、仕事している時には気づかなかったが、冷静に、俯瞰して、サラリーマンを眺めてみると、不可思議なことが多い…。もちろん仕事は大切だ。収入面だけではなく、自分の見識を深め、成長させてくれる、と信じている…。だが側から見ているとやはり矛盾や理不尽、無意味、バカバカしいこともたくさんある…

 

  • 大雪の日に、電車が動かないのに駅で2時間も待ち、それでも尚会社に向かうのに、どれだけの意味があるのだろう…?
  • 単身赴任をし、家族の顔も見れないのに、それでも家族より仕事を優先するのは、ナンセンスではないだろうか…? 
  • 上司にゴマをすり、おべっかを使い、それでも好き嫌いや派閥により、昇進昇格も出来ないことなんてザラにあるのに、そんなことを繰り返していて楽しいだろうか…?
  • 会議に使う資料を長時間かけ作ったのに、実際にはほんの少ししか使われず、雑談と、言い訳と、先送りだけの会議にどんな意味があるのだろうか…?
  • 仕事ではなく、上司、同僚、部下への不満・愚痴を罵り、またその噂話で盛り上がるだけの会議や飲み会、喫煙所での会話は、果たしてどれだけの効果が生まれるのだろうか…?
  • 時代遅れの上層部が、今では全く通用しない過去の栄光を未だに語り続け、その無意味な過去に縛られる会社にどれほどの未来があるのだろうか…?

 

思い返すと、サラリーマンは不可思議だらけであり、せっかく生を受けたにもかかわらず、そんなことで、時間や精神を消費するのは、もったいないと感じる…。これは、育休を取り、自分の為に仕える時間や情報により、視野が広がると、今まで信じてきたことがガタガタと崩れ落ちるように、不信に変わってくる。サラリーマンの多くの時間は、不可思議なのだ…

 

純粋にやりたいことをやる。楽しめることをやる。この方がシンプルでいい。もちろんそんな甘っちょろいことを言っていて生活できるのかという人もいるだろう。それでも、この不可思議さを解消する努力だけは、できると思う。冷静になって、今の自分を、将来の自分を見つめて欲しい。このままでいいのか?このままじゃダメなのか?自分自身が一番わかっているのではないだろうか…。育休は、家族のあり方について考えるとともに、限られた時間を家族と仕事とどのように配分するのか、何を大切にするのかを、見つめ直す期間になるとおもう。

 

そういった意味でも、育休を使い、長期間仕事と離れてみることには、意味が大きい…

 

続く…

 

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<推薦図書>

男性の勤め人で育休を取得する人はまだ1.89%。 そのうち60%が2週間以内・・・これが男の育休の現実。そんな日本で、半年の育休中、専業主夫となり、公園デビューも体験したパパ皮膚科医がいた。 男の長期育休って、どうすれば取れる? えっ、家事もするの? 働いているほうがずっとラク? 最初はワクワクドキドキ、途中もハラハラ。 でも最後はわが子の成長に「取ってよかった! 」と感動、感謝!  決意、手続き、準備、おむつ替え、泣きやまないとき、おっぱい対策、離乳食作り、お風呂、検診、公園デビュー、ママ友との日々、育児ストレス、わが子いじめ?「いいこと」「つらいこと」から、「世間の目」まで、男の育休のすべてと、現役皮膚科医だからわかった、赤ちゃんの肌を守る「攻め」と「守り」のベビースキンケアのすべて…

 

書籍名:男が育休を取ってわかったこと
著者名:池田 大志