もしかして自閉症…?
先述記事「奇声を発す…」にも記載したが、1歳前後になると子どもは奇声を発するようになる…。そのけたたましさは、初めて接する場面では、病気かと思うくらいである。実際に、うちの母親は息子の奇声を耳にし、自閉症の疑いを持ったくらいだ…。(いやいやあんたは、息子3人も育てたでしょ…と言いたくなるが…)
ついでに、自閉症についても、端的にまとめられた記事があったので、紹介します。(逐一調べていくと、本当に勉強になります…(ー ー;))
出所)自閉症の赤ちゃんの特徴的な症状は?兆候は?どう対応する? - こそだてハック
以下、引用です。
赤ちゃんの成長は個人差が大きいものですが、つい他の赤ちゃんと比べてしまいがちですよね。少しでも周りから成長が遅れたり、ずれていたりすると、もしかしたら何かの障害や病気なのかもと不安になるかもしれません。なかでも特に注目されるのが「自閉症」です。自閉症の子供は特徴的な行動をとることから、他の子供の行動と見比べて、「うちの子はもしかして自閉症…?」と心配するママも多いのではないでしょうか?そこで今回は、自閉症の赤ちゃん特徴や症状についてご紹介します。
自閉症とは?脳の障害なの?原因は?
自閉症は、先天性の発達障害です。障害のせいで脳の機能がうまく働かず、目や耳から入ってきた情報を整理して認知することが苦手です。自閉症という名前から、他人に対して心を閉ざしてしまったというイメージをもたれがちですが、いわゆる心の病気ではありません。脳に障害が起こったのは胎児の頃に中枢神経の発達になんらかの問題が発生したことが原因だと考えられますが、はっきりとしたことはわかっていません。ただし、育て方や環境によって自閉症を発症したというわけではないことは医学的にも証明されていますので、自分を責めないでくださいね。
自閉症の診断に関係する3つの特徴的な症状
ひとくちに自閉症といっても症状は様々です。それに自閉症は症状が強い子もいれば弱い子もいて、健常児との境目はあいまいだといわれます。自閉症的な行動があくまでもその子の個性だとも考えられるので、判断が難しいものでもあります。ただし、医学的には自閉症を診断する基準が設けられています。以下の3つの能力障害が、3歳までの間に認められた場合に自閉症と診断されます。
社会性の欠如
自分と相手との関係を正しく理解できず、適切な行動をとることが難しくなります。周囲への関心が薄く、一緒に遊べなかったり、逆に人見知りをせず知らない人に対しても平気で話しかけたりと、極端で一方的な関わり方をします。
コミュニケーション能力の欠如
言葉の意味を上手く理解できない特徴があります。言葉の遅れ、オウム返し、意味のない言葉や同じ言葉の繰り返しなどがよくみられ、全く言葉が出ない場合もあります。また、相手と視線を合わせられなかったり、逆に凝視したりします。
想像力の欠如
臨機応変に対応する力に乏しく、自分の気持ちをうまく表現できません。慣れないことをしたときや不測の事態が起きたときにはパニック状態に陥りやすく、自傷行為などを起こす場合もあります。
赤ちゃんに現れる自閉症の具体的な行動は?
自閉症の赤ちゃんには、3つの特徴的な症状以外にも色々な行動が見られます。必ず現れるわけではありませんが、よく見られる行動として主なものをご紹介します。
多動
じっとできず目的もなく走り回ったりして落ち着きがなく、目が離せない。注意欠陥・多動性障害(ADHD)と診断されることもある。
こだわり
いつも同じ状態であることに強く固執する。決まった物や位置、行動、習慣に強くこだわり、同じことを何度も何度も繰り返す。
意志の疎通ができない
何かを要求するときは相手の手をつかんで引っ張っていくような行動(クレーン現象)をとる。
感覚異常
聴覚、視覚、触覚、臭覚などの感覚が正しく脳で処理されないため、極度に過敏であったり逆に鈍感で痛みを感じなかったりする。
睡眠異常
成長しても睡眠のリズムがなかなかつかめず、2時間おきに目を覚ますなど、睡眠時間が極端に少ない状態が続く。
赤ちゃんの頃から自閉症の兆候はあるの?
自閉症は、一般的に3歳ぐらいまでは判断することは難しいです。自閉症の赤ちゃんでも、他の赤ちゃんと変わらないことも多いですし、逆に1歳半頃までは他の子と同じように成長していたのに2歳になった頃から発達が停滞し始めるといったこともあります。ただし、赤ちゃんによっては成長の過程で特徴的な症状が現れることもあるので、気になる場合は一度小児科か乳幼児健診の際に相談することをおすすめします。
生後3ヶ月頃
ママと目を合わせようとしない、抱っこをいやがる、笑わないといった症状がみられる場合があります。赤ちゃんは本来、ママに対して絶対的な安心感があるので、ママの目を見つめたり抱っこしてもらって泣き止んだりするのが一般的です。しかし自閉症の赤ちゃんは、おっぱいをあげているときも視線が合わず、抱っこを嫌がって泣くという傾向が強くなります。
生後6ヶ月前後
常に動いていたがる多動の傾向がみられます。落ち着きがなく、抱っこされていても常に周囲を見回しています。また、この時期は一般的に人見知りを始めてママから離れることを嫌がりますが、自閉症の赤ちゃんは特に抱っこを求めず、ママの後追いをすることもあまりありません。
1歳頃
一般的には、指さしでママに自分の見ている物を示したり欲しい物を要求したりしますが、自閉症の赤ちゃんはママの手を自分の手の代わりに使うクレーン現象を見せる傾向があります。他にも言葉の発達の遅れや偏りがある、周囲への関心が薄いので呼びかけても応じない、親や人の真似をしないという症状が目立ちます。
自閉症の赤ちゃん・子供にはどう対応すればいい?
自閉症の原因は生まれつきの脳の機能障害ですから、完治することはありません。しかし、教育の仕方によって自閉症児にみられる症状を改善することはできます。自分の子供が自閉症であることをなかなか受け入れられずに悩む方も多くいますが、早くから自閉症の特徴にあわせたしつけや教育の機会を提供してあげることで他の子たちと変わりなく成長していくことができます。むしろ自閉症があったからこそ輝かしい才能を発揮した事例も多くあります。自閉症の可能性があったとしても悲観的にならずに、まずはかかりつけの小児科の先生や児童相談所、保健センターなどに相談してみてくださいね。
自閉症も赤ちゃん・子供の個性の1つ!
自閉症にはネガティブなイメージがついていますが、決して悲観しないでください。症状をよく理解した上で子供本人の持っている力を伸ばしていくような教育を受けさせれば、社会に適応した形で生活することはできます。他の子供と比較するのではなく、その子自身をしっかり見守って、焦らず発達状況に合った子育てを心掛けていきましょう。自閉症も個性の1つと考えて、赤ちゃんの成長を見守ってあげてくださいね。
多動? 睡眠異常?(記事「夜泣きで何度も起き寝た気になれない。」参照)
当てはまるのも確かにある…。心配してもキリがないので、これ以上は考えるのをやめることにする…。子育てのしんどさって、こういう色々心配ごとに神経質になりすぎることによって積み重なっていくんだろうな…(ー ー;)
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