自分の自由が無い…
前述「育児は本当に大変なのか?」で記載した、私が育児をつらいと感じる一つの理由に、「息子の行動が予測不能で、自分の自由が無い。」というのがある。これも、多くのママが感ずるところではないだろうか?私の妻も育児ストレスを抱えていたが、彼女の場合はこれが一番つらく、なおかつ「働きたい」「勉強したい」という欲求とこの自由の無さのジレンマが、妻を苦しめたのだと感じている。(記事「妻の啜り泣き」参照)
男性とのギャップ…
男性諸君はどう思うだろうか?「とは言っても、自由な時間はあるよね?」そう感じる男性が大半なのではないだろうか…。かくいう私も育休を取るまではそう思っていました…。むしろ、この育休期間を使って、英語でも勉強しようかなくらい思っていました…。(ごめんなさいですが、)妻が「自由が無い」と言っても、「仕事だって自由なんて無いよ…」とまで思っていました…
実際の育児スケジュール…
私の育休中の生活は、ほぼ毎日以下のスケジュールです。(記事「育児は本当に大変なのか?」参照)
- 朝:朝食・食器洗い・掃除・洗濯・買い物・児童館・子どもと遊ぶ
- 昼:昼食・食器洗い・買い物・散歩・子どもと遊ぶ・洗濯物を畳む
- 夜:夕食・食器洗い・風呂・夜泣き対応
一つ一つを見ると大変ながらもなんとかこなしているのですが、子どもを見ながらこれをこなすのは、本当に大変なんです…。何かというと、合間合間の「おむつ替え」と「何をするか予測不能」が大変なんです…。うちの息子は(うんち)をするとき、息むのですぐわかるのですが、これがまぁ頻繁…おむつを替えた途端に、息み出し、また替えるなんてザラにあります…
息子の行動が予測不能…
もう一つは、1歳ともなると、どこに行くのか、何をするのかが、予測不能でずっと目を離せないという点です。うちの息子はまだ歩かないものの、それでもハイハイ・掴まり立ち・伝え歩きで、そこらじゅうを駆けづり回ります…。好奇心も出てきたのか、そこらじゅうの引き出しは開けるわ、ゴミ箱は開けるわ、ソファの上によじ登るわ…で、目を離せたもんではないのです…(/ _ ; )
となると、食事を作っていても、掃除をしていても、洗濯をしていても、目を離せません。すぐ捕まえて安全なマットの上に戻す作業を、おそらく1日100回くらいはしてると思います…。ろくにトイレも行けないのが現実なんです…
自分のコントロールが効かない…
確かに仕事に自由がないのもわかります。私もサラリーマンですから…。しかし、仕事中であっても、会議中にも歓談があり、息抜きにタバコを吸い、そんな自由はたくさんあると振り返ります。なにより、一番大きな差異は、「自分のコントロールが効かない」という点なのかもしれません。仕事でいうと、大変さはわかるものの、自分のコントロールにおいて、努力・工夫することで、なんとかできますし、そこは自己責任の問題な気がします。
しかし、育児は、コントロールが効かない…。自分の意思が全くもって反映されない点が正直しんどい…。よく子どもを「怪獣」と表現することがありますが、まさに「怪獣」です…。もちろん、このことを楽しむこともできると思います。が、私はまだまだ楽しむには至っておらず、(反省ですし残念なのですがが、)やはりイラっとすることがあるのです…。まだまだ育児修行中…
これも、育休を取ってようやく気づけたことの一つです。同じような経験をされている方がいらっしゃったので、紹介致します。そうだよなぁと共感してしまいます…
出所)『育児疲れで晩ご飯が作れない』って妻が言うから実際に検証してみた
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書籍名:産褥記 産んだらなんとかなりませんから!
著者名:吉田 紫磨子